嫁姑、兄弟姉妹…イライラする家族に悩んだら〜心が軽くなる3つの気づき〜

「家族」って、ありがたくて、ちょっと厄介。

家族って、本当に不思議な存在ですよね。

血がつながっていたり、結婚を通してつながったり、さまざまな形はありますが、やはり「同じような学びのプログラム」を持って生まれてきているんだなと思えることがあります。

性格も価値観もバラバラなのに、なぜかぶつかりながらも一緒にいる。
それは、きっと互いに学び合い、助け合い、成長していくためのご縁なのでしょう。


近い関係ほど、難しい

けれど、そうは言っても、近しい関係ほど摩擦が起きやすいのも事実です。

たとえば、嫁姑問題。

私も姑と同居していますが、暮らし始めの頃は本当に大変でした。😂

年齢的なこともあり、今は認知症も進んで、まるで別人のように感じることさえあります。


兄弟姉妹との関係もまた、複雑です。

私には妹がいますが、性格は正反対で、ぶつかることもしばしばありました。😞

それでも、きっとこの妹との付き合いが、人生で一番長く続く関係になるのだろうと思うと、不思議と大切に思えてくるのです。

今は実家の母の介護を前にして、妹とはなるべく良い関係を保ちながら、協力していけたらと願っています。🙏


家族だからこそ、距離が取れない

私のセッションでも、もっとも多いのが「身近な人間関係」のご相談です。

家族との関係がうまくいかないことで、心にストレスが溜まり、エネルギーが滞り、前向きになれない。

気持ちが重くなると、体調や状況にも影響が出てくる方も少なくありません。

他人であれば、ある程度の距離をとることもできますが、家族はそうはいきません。

毎日顔を合わせる関係だったり、人生に深く関わっていたり…。

逃げることができないからこそ、つい「やっかいだな…」と思ってしまうのですよね。


それでも、家族との関係をあたためたい

私自身が家族との間で気づけたこと。

それは、「身近な人との関係ほど、自分の心のあり方が大きく関係する」ということです。

自分が落ち着いているときは、相手の言葉や態度にも、少し余裕を持って対応できる。

逆に、こちらが疲れているときは、些細なひと言にイラッとしたり、必要以上に反応してしまうこともあります。

だからこそ、まずは自分の心を整えることが大切。✨

そして、相手との違いを理解し、「わかり合えないことがあってもいい」と思えたとき、関係が少しずつやわらかくなっていきます。


ここで思い出してほしい、3つの大切な考え方があります。


1. イヤな出来事は、なるべく早めに忘れること。

思い返すたびに心がざわついてしまうのなら、その感情をそっと手放してみてください。
無理に「許す」必要はありません。ただ「思い出さない」ことから始めると、気持ちは少し楽になります。


2. 「人は一人ひとり違う」ことを、心から理解する。

性格も考え方も、歩んできた人生も違うのだから、分かり合えないことがあるのは当たり前。
相手を「理解できない」と感じたとき、それは「わからなくて当然のこと」と受け止めてみるのもひとつの手です。


3. それでも話し合うことをあきらめない。

たとえ相いれない部分があったとしても、お互いの思いを丁寧に聞くこと。
真正面からではなく、斜めの角度からでも、やわらかく話し合うことで、少しずつ距離が近づくこともあります。


家族の関係がうまくいくと、人生全体がぐっと軽やかになります。

悩みがあるときは、「これはきっと、学びの時間なんだ」と思って、深呼吸してみてくださいね。

同じように悩んでいる人が、あなたのまわりにも、きっとたくさんいます。

一人じゃないと思えるだけでも、少し心がほどけていくものです。💗